史上最大の陸棲節足動物「アースロプレウラ」 |
現在の地球では、 昆虫や多足類(ムカデ、ヤスデ等)などの陸棲節足動物は、 あまり大きくなれません それは、陸棲節足動物は肺がなく、 体側に開いている「気門」という穴から呼吸しているため、 身体が大きくなると、窒息してしまうからです ところが、今から3億年ほど昔の石炭紀には、 植物がかつてないほど地上に栄え、 地球の酸素濃度は現在より40%も高かったのです (火災が起きたらとんでもないことになりそうですね…) そのため、陸棲節足動物は身体を大きく進化させ 鷲ぐらいの大きさのトンボや、人の頭ぐらいの大きさのクモ が生息していました それら巨大陸棲節足動物の中でも、 とくに巨大なのがこいつです アースロプレウラ (イラスト さいとー栄) 史上最大の陸棲節足動物「アースロプレウラ」 巨大なムカデのような生物です 体長は、最大でなんと3m! 見ただけで失神しそうです… 見た目はムカデやヤスデ等の多足類に似ていますが、 類縁関係はなく、 頭部が未だ発見されていないため食性は分かっていませんが、 独自の草食節足動物とされています |
by saito_takasui
| 2006-02-01 03:54
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