懐かしい顔 |
今日は、僕がオフィス薫の養成所に通っていた頃の同期生、田代枝津子さんの出演する、 Abe Produce「浴衣戦隊☆白浜れんじゃー」を観に、さいたま芸術劇場へ パンフを見てびっくり! 声優塾同期の宮田貴生君も出演者に名前を連ねていました タイトルからも分かる通り、オーソドックスな戦隊モノのストーリーです 熱血レッド 一匹狼ブルー 食いしん坊イエロー いまいち印象の薄いグリーン 紅一点ピンク それらをまとめるプリンセス そして、悪の帝王ゴクアークとその手下たち この業界の人は、戦隊モノ好きな人は結構多いです でも、僕は子供の頃から好きではありませんでした 楽しめるか不安です 場内アナウンスで、 「上演時間は約2時間30分を予定しています」と流れ、 ますます不安に 開始早々のブルーとマッドサイエンティストの掛け合いが、もうひどくて、学芸会レベル 帰りたくなりました でも、最後まで観ました そして感想は… いや~面白かったです!ホントに!! つまんないのは最初だけでした スクリーンにSFXをふんだんに使った映像を流したりした、なかなか凝ってます 途中から、役者も上手い人が出てきて、だんだん引き込まれていきました 特に良いと思ったのが、「ピンクレンジャー」のJERSEY(じゃ~じぃ~)さんです やたらと動きにキレがあり、殺陣がすごくかっこよかったです 他の人と比べてセリフも聞きやすく、別格と思いました それと、さらに別格だったのが、 悪の帝王ゴクアーク役の白浜健三さんです 一言セリフを聞いただけで、 「うわ!ただもんじゃないぞ、この人は!」と思いました それもそのはず、どうやら出演者の方々の先生らしいです 「白浜れんじゃー」の「白浜」は、 この方の苗字から取ったようです 田代枝津子さんは、悪の3姉妹長女という役で、最後は壮烈なる自決を遂げていました えっちゃんの舞台上の姿を見たのは、いつ以来だろうか… 5・6年ぶりくらいか… とにかく久しぶりです 当然ですが、かなり上達していました でも、昔からそうなんですが、 滑舌が悪い… あぁ、惜しいなぁ・・・ えっちゃん、最後の舞台姿、しかと胸に焼き付けたぞ!! 宮田君は、相変わらず動きが良い 悪の戦闘員の中で、ひとり動きがダイナミックなので目立ってました 僕は、じつは舞台を見て泣いたことがありません 今回は… レンジャーたちが悪の本拠地に乗り込んだとき、別働隊のプリンセス一行が暗黒大将軍という敵に襲われます 彼はなんと、プリンセスの侍女美夜の、殺されたはずの恋人でした 彼もまた、美夜が殺されたものと思っていたため、突然の再開に混乱します しかし、悪に染まりきってしまった彼がもう元には戻らないと分かった美夜は、せめて自分の手で引導を渡そうと、暗黒将軍に薙刀を振りかざし襲い掛かります 暗黒将軍もまた、刀で応戦 かつては愛し合ったもの同士が戦う これが涙なしで見れましょうか? もう、僕の目はウルウル 後ろのほうからは、鼻をすする音が聞こえてきます しかし・・・ あぁ、惜しい… 最後は暗黒将軍が、自分に刃をつきたてて倒れ、最後は美夜の膝の上で息絶えるのですが、 このシーンがすごく安っぽい! さっきまでの熱演はどこへ行ってしまったのでしょう?ってくらいです あぁ、惜しい… でも、2時間30分、存分に楽しませてもらいました 荒削りながら、すごいパワーを感じました ただ、パワーを使いすぎて、レッドの声が嗄れてしまい、セリフがかなり聞きづらかったですが・・・ 次回公演(あるのかな?)に期待です 終演後、田代さんと同じくオフィス薫養成所の同期、佐塚君と会いました 彼も僕同様、観客として来ていました 物凄く声の大きいエネルギッシュな男でしたが、 何故だか元気・覇気ともになく、どうしたんだろうかとちょっと心配です |
by saito_takasui
| 2006-05-29 23:41
| 観劇
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